常識破り!エアコンの下からも気流を吸い込む構造

エアコンなんでも相談所

「サーキュレーション機能」はエアコンの下から空気を吸い込み、上部から吐き出すことで気流を循環させる構造です。この構造を上手く利用することで、エアコン内のカビ発生を抑制することができます。エアコン内は温度の変化が激しく、溜まった湿気によってカビが発生しやすい環境になっています。しかしサーキュレーションで空気を循環させ、内部を乾燥させることでカビの繁殖を予防できます。エアコンからの嫌な臭いに悩んでいる方は、あまりエアコンを使わない時期でも、定期的にサーキュレーション機能を使用してクリーニングしてあげると良いでしょう。またサーキュレーション機能は、部屋内の空気を効率よく循環させられるので、すばやく快適な室温を整えられます。風が直接人の身体に当たる不快感も防げるので、冷房や暖房運転時には併用して使うと効率的です。室温のムラを減らし、掃除の手間をグッと減らせる機能なのでぜひ活用してみて下さい。

エアコンの上部と下部の両方から吸引できるので冷却能力もUP

エアコンの冷却能力が落ちているのは、もしかしたら内部の汚れが原因かもしれません。エアコン本体の上部側には、空気の吸い込み口が設置されています。また、エアコン本体の下部側には吹き出し口があり、冷たい風が出る仕組みとなっています。上部と下部が汚れていると、吸引力が落ちてしまい、エアコンの冷房効率が悪くなってしまうのです。冷房の効きが悪いと感じた時には、本体の蓋をゆっくりと開けてフィルターの掃除をしてみるとよいでしょう。フィルターを掃除してもカビやホコリのような臭いがする場合には、エアコンクリーニングを依頼してみてください。長年クリーニングをしていない場合には、完全分解も検討してみるとよいでしょう。エアコンクリーニングが完了すれば、上部から下部へとスムーズな空気の流れができるため冷却能力が復活します。冷却能力が上がることで省エネ効果も期待できるようになります。